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脱法ハーブの種類と危険性!麻薬、覚醒剤よりも危険?

2014年7月15日 カテゴリー: , 防犯対策の基礎知識 , 危険ドラッグ・凶器 , その他・場所全般 , 健康管理・快適生活 , 警察・防犯組織 , 犯罪手口・種類

ようこそ「防犯対策.com」へ!
防犯アドバイザーの新井富美男です。

突然ですが、人間にとって一番危険な生物、つまり
人間を最も殺している生物を知っていますか?
その生物は、WHOなどのデータ分析によると
年間72万人もの死因となっています!

ヘビ?・・・ワニ?・・・ライオン?
ブ~、不正解です。

正解は、なんと小さな「蚊」なのです!
蚊のマラリア原虫媒介により、アフリカでは
悲しいことに子供が一分に一人亡くなっています。

これから真夏に向けて、蚊などが大発生する季節、
熱中症と共に、油断せず気をつけましょうね。

それでは一人暮らしの女性やご家族をはじめ日常の
防犯対策にお悩みのあなたに最適なあまりお金を
かけず簡単にできる防犯対策のノウハウをわかり
やすくお伝えします。

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最近、毎日の新聞やニュースなどの報道で
脱法ハーブ絡みの交通事故や殺傷事件などを
聞かない日はない状況となっています。

ASKAの「覚醒剤取締法違反」容疑での逮捕も
芸能界の麻薬汚染疑惑が深刻化して大変に
衝撃的でしたね 😯

覚醒剤など麻薬関連についてはブログ【覚醒剤など
種類と危険性、人間やめますか?】をご覧下さい。

今回は私たち市民の身近にも忍び寄る「麻薬」
「脱法ハーブ」「危険ドラッグ」の魔の手から
逃れるため、脱法ハーブの種類と危険性
についてお伝えします。

 脱法ハーブ・危険ドラッグとは 

脱法ハーブの種類は多種多様あります。
脱法ドラッグ、合法ドラッグなどとも呼ばれ
社会に半ば公然と流通しています。

最近、警察庁と厚生労働省により呼称が
危険ドラッグ」と統一されました。

危険ドラッグの最新情報、違法性、危険性など
こちらもご覧下さい。
 ➡ 【危険ドラッグは重大犯罪!致命的な
身体障害発症!!】

脱法ハーブ、危険ドラッグの実態は覚醒剤、大麻
など法律で
厳格に禁止されている麻薬と同様の
幻覚作用を
引き起こす化学物質を添加した薬物。

「覚醒剤取締法」などで厳格に法律で規制されて
いる指定薬物以外の「違法でない」幻覚効果のある
科学物質を添加しているので「脱法ハーブ」
「脱法ドラッグ」「合法ドラッグ」と呼ばれて
いるのです。

植物片に混入した種類を特に脱法ハーブ、
「お香」と呼んでいます。
以下、脱法ハーブ、脱法ドラッグ、合法ドラッグ等
を合わせて脱法ハーブの種類として解説します。

政府は、脱法ハーブを「薬事法」の包括指定薬物
として規制を始めましたが、販売サイドは
無限ともいえる化学物質の成分構造の組み合わせを
変えることで、法規制を潜り抜け販売しています。

 脱法ハーブ・危険ドラッグの種類・作用・危険性 

脱法ハーブ、危険ドラッグには様々な種類・作用が
ありますが
摂取した化学物質が、脳の脳内報酬系の
「A10神経系」に作用して「ドーパミン」が
大量放出して一時的に多幸感を引き起こす原理は
すべて同じです。

脱法ハーブの問題は乱用を繰り返すことにより
「A10神経系」に異常をきたし、脳神経が
「報酬」である脱法ハーブを常時渇望する中毒症状
薬物依存状態になることです。

脱法ハーブの薬物依存者は激しい幻覚、妄想などの
重度の意識障害や脳神経細胞の回復不能なダメージ
を受ける恐れがあります。

また脱法ハーブ特有の不純物、合成化学物質により
筋肉細胞が崩壊する横紋筋融解症、肝臓や腎臓
機能障害の併発なども報告されています。
以下、脱法ハーブ・危険ドラッグの種類・作用・
危険性について列記します。

・脱法ハーブの種類:ハーブ系脱法ドラッグ

大麻と同様の脳の中枢神経の興奮を抑制する
化学物質を添加した脱法ハーブの種類です。

・脱法ハーブの種類:パウダー系・リキッド系脱法ドラッグ

ハーブ系脱法ドラッグと反対の中枢神経を興奮
させる脱法ハーブの種類です。

・脱法ハーブの種類:ハイブリット脱法ドラッグ

ハーブ系とパウダー系・リキッド系を混合させ
脳の中枢神経の興奮・抑制を併存させる恐ろしい
新手の脱法ハーブの種類です。

脱法ハーブは既存の麻薬である大麻、覚醒剤では
ありえない脱法を目的に調合された化学物質群で、
今後、人体にどのような副作用を引き起こすか
分かりません。

ある意味では人類史上で長い使用歴のある大麻など
既存の麻薬類よりもはるかに危険な未知の劇薬、
毒物と言っても過言ではありません  👿

 脱法ハーブ・危険ドラッグの事件・事故状況 

厚生労働省の調査によると2009年には
脱法ハーブによる救急搬送は0件でしたが、
2012年には469件となっています。

・構成を見ると九割が男性、20歳〜39歳が
八割を占めています。

・搬送前の状況は32人が幻覚による暴力行為、
7人が交通事故、4人が自傷・自殺行為。

・入手経路は店舗が84人、インターネットが
39人でした。

今後は脱法ハーブの販売サイドが法規制を逃れ
裏ルートを使って、若者をターゲットととして
甘言や策略により、脱法ハーブが社会に蔓延する
恐れがあります。

脱法ハーブの種類と危険性を社会に周知徹底
すると共に
製造・販売サイドの効果的な法規制
による
取り締まりが急務となっています。

以上、【脱法ハーブの種類と危険性!麻薬、
覚醒剤よりも危険?】についてお伝えしました。

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まとめ
【脱法ハーブの種類と危険性!麻薬、覚醒剤よりも危険?】

*脱法ハーブとは:覚醒剤、大麻など法律で禁止の
麻薬と同様の幻覚作用のある化学物質を添加した薬物。
「覚醒剤取締法」などで規制の指定薬物以外の
「違法でない」幻覚効果のある科学物質添加なので
「脱法ハーブ」「脱法ドラッグ」「合法ドラッグ」と
呼ばれている。
*脱法ハーブの種類・作用・危険性:摂取した化学
物質が、脳内報酬系の「A10神経系」に作用し
「ドーパミン」が大量放出、一時的に多幸感。
脱法ハーブの乱用により「A10神経系」に異常、
脳神経が脱法ハーブを常時渇望する薬物依存状態に。
*脱法ハーブの事件・事故状況:脱法ハーブによる
救急搬送は2012年には469件。
構成は九割が男性、20歳〜39歳が八割を占める。

長くなりましたので本日はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございます。

次回も心を込めて女性一人暮らし、ご家族に最適な
防犯対策ノウハウを発信してゆきますのでよろしく
お願いします。

「防犯対策.com」
アルファセキュリティ株式会社
代表取締役 新井富美男

対応エリア:関東・群馬・前橋・伊勢崎・高崎・東京・埼玉・栃木・神奈川・千葉・日本全国

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