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サイバー犯罪という脅威!

2014年1月9日 カテゴリー: , 詐欺・万引・スリ , インターネット・個人情報保護 , その他・場所全般 , 犯罪手口・種類

ようこそ「防犯対策.com」へ!
防犯アドバイザーの新井富美男です。

松の内も過ぎ、お正月気分もさめて
仕事も本格的に動き出しました。
お互いに今年の目標に向け、ロケットスタートで、
頑張りましょうね 🙂

今回も一人暮らしの女性やそのご家族をはじめとして
日常の防犯対策にお悩みの皆様に最適な
あまりお金をかけずに簡単にできる防犯対策の
ノウハウをわかりやすくお伝えして行きますので
よろしくお願い申し上げます。

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 サイバー犯罪という脅威! 

ご存知の通り、世界中を網羅するインターネットが
市民生活の基盤として完全に定着しています。
パソコンやスマートフォンなどハイテク情報端末の
普及もあり大変便利な世の中になりました。

その一方でインターネットを悪用した未だかつてない
巧妙で卑劣なサイバー犯罪が発生しています。
このまま放置しておくと被害が加速度的に拡大し
深刻な事態になることが想定されます。
そこで今回はこのサイバー犯罪についてお伝えします。

  サイバー犯罪とは  

大まかに言うと「コンピュータ技術、インターネットを
悪用して行われる様々な犯罪の総称」です。
「インターネット犯罪」「ハイテク犯罪」とも呼ばれます。
特徴として匿名性が高く、証拠が残りにくく、不特定多数
に拡散し、地理的な制約がありません。

「スノーデン事件」でCIAによるインターネット上の
情報検閲が暴露された様に、インターネットは歴史的に
言論、報道など情報交換の自由保護を趣旨として
発展してきました。

そのため法規制も難しく、司法の及ばない領域の多い
一種の無法地帯と言っても過言ではありません。
個人情報管理を自己責任でしないとサイバー犯罪の
絶好の鴨となってしまいます。

 サイバー犯罪の種類

とても多岐にわたる犯罪なので警察庁では便宜上、
下記の三種類に分類しています。
ハイテクの進化に追随するサイバー犯罪の拡大に
法規制が追いつかないためわかりずらいです。
具体例をあげましたので参考にして下さい。

1.コンピュータ、電磁的記録対象犯罪

刑法に規定されているコンピュータや電磁的記録を
対象としたサイバー犯罪。
主にハッカーなどによるコンピュータへの不正アクセス
によるサイバー犯罪です
社会的インフラの機能停止など世界各地で大きな被害が
出ています。

具体的には
・金融機関などの端末を不正操作し、違法に他人口座
から金銭を盗むサイバー犯罪(電子計算機使用詐欺罪)
・サーバのデータを無断で書き換えるサイバー犯罪
(電子計算機損壊等業務妨害罪)

2.ネットワーク利用犯罪

上記1.のサイバー犯罪以外のネットワーク利用犯罪。
警察庁によると平成24年度で6,600件ほど検挙された
全サイバー犯罪の九割を占めるサイバー犯罪です。
私たちにとって一番身近でもっとも注意すべき
サイバー犯罪です!

具体的には、
・インターネットを利用した覚せい剤・アダルト画像
など違法な物品の販売
・インターネットを使った「ネットストーカー」
・「リベンジポルノ」の投稿
・「スパムメール」「チェーンメール」などの嫌がらせ
・ネットショッピング、オークションでの詐欺行為
・多額のネット接続料金の請求
・「ネットカジノ」
・SNSや出会い系サイト関連の犯罪
「三鷹女子高生ストーカー殺人事件」「広島LINE殺人事件」
などもネットワーク関連の大変に悲惨な事件でした。

未成年者保護のためにも今後もっとも対策をすべき
サイバー犯罪です!
・メールやSNSなどを利用した脅迫・誹謗中傷
・「裏サイト」「アンダーグラウンドサイト」
振り込め詐欺集団など違法な反社会的なネットワーク
が形成されています。
・ワンクリ詐欺、フィッシング詐欺

3.不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反

不正に他人のID、パスワードを悪用したり、
プログラムの欠陥をつくことにより、
違法にコンピュータを利用するサイバー犯罪。

具体的には
・他人のID、パスワードを無断で使用し、コンピュータ
を不正使用したサイバー犯罪(なりすまし行為)
・ 不正なプログラムを使用して、コンピュータの
セキュリティ・ホールを突き、コンピュータを不正使用
した サイバー犯罪(セキュリティ・ホール攻撃)
・ コンピュータを利用するためのID、パスワード等を、
利用者に無断で第三者に教えた場合
・ 他人のID、パスワードを不正に取得・保管などした場合

サイバー犯罪撲滅

サイバー犯罪撲滅

[サイバー犯罪の脅威!まとめ]

・「コンピュータ技術、インターネットを悪用して行われる
様々な犯罪の総称」「インターネット犯罪」「ハイテク犯罪」
・特徴として匿名性が高く、証拠が残りにくく、不特定多数
に拡散し、地理的な制約がない。
1.コンピュータ、電磁的記録対象犯罪
2.ネットワーク利用犯罪
3.不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反

以上、今回はサイバー犯罪の種類と傾向について
お伝えしました 。
またの機会にサイバー犯罪への防犯対策につて
お伝えします。

長くなりましたので本日はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も心を込めて防犯対策ノウハウを発信して
ゆきますのでよろしくお願いします。

アルファセキュリティ株式会社
代表取締役 新井富美男

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