訪問販売の撃退法とは
ようこそ「防犯対策.com」へ！
防犯アドバイザーの新井富美男です。
政府の労働力調査で子育て世代の働く女性が70%を超えた
ことが発表されましたね。
日本経済の発展のためにも女性の社会進出はとても重要な
要件だと思います。
そこで今回は社会で活躍している女性方のお悩みを
少しでも減らせるように煩わしい訪問販売の撃退法
についてお伝えします。
訪問販売
訪問販売とは
ここではセールスが特定の商品を消費者宅を直接に訪問
して販売を目論むビジネスモデルのことを扱います。
具体的には悪名高い消火器、化粧品、宝飾品、教材、寝具
住宅設備など多種多様な訪問販売があります。
悪質な訪問販売の危険とは
「特定商取引法」の効果もあり法律遵守の訪問販売が
多いと思いますが、中にはいまだに悪質な訪問販売業者
もかなりはびこっています。
特に一人暮らし、女性、お年寄りを狙って巧妙な手口で
詐欺まがいの訪問販売で荒稼ぎをしています。
毎年１０万件ほどの被害が報告されています。
訪問販売撃退のためその悪質な手口を見てみましょう。
１．金銭など財産の詐取
不良品をとんでもない高額で購入してしまう被害。
次々商法など一度狙われると膨大な被害になります。
住宅設備などの訪問販売も頻発しています。
２．おどし、恐喝の被害
いわゆる押し売り行為で非力な一人暮らしの女性や
お年寄りが狙われます。
一度家に入れたらただでは帰らない輩です。
３．強盗、暴行、傷害の被害
なかには訪問販売セールスを装った強盗や変質者
もいます。
一人暮らしの女性は金銭のみならず口封じのための
性犯罪被害にあう危険もあります。
訪問販売の撃退法とは
１．「訪問販売お断り」の張り紙、シールの提示
・消費者庁としても張り紙に「特定商取引法」の定める
「契約を締結しない旨の意思」表示効果を認めています。
魔よけのお札として張る価値はありますよ。
訪問販売撃退にははっきりとした意思表示が必須です。
２．訪問販売者をカメラ付きインターホンで確認
・やましい悪質な訪問販売はカメラ付きインターホン
があるだけで敬遠し、訪問販売撃退効果は実証済み。
・まずチャイムが鳴ったらまずモニター画面で確認。
・インターホンで身分、要件などの確認。
・不要ならば「契約を締結しない旨の意思」表示
としてすぐに断って撃退しましょう。
・必要性があればドアチェーンをかけて訪問販売資料
を受け取る。
・途中で脅しなどがあれば後で恐喝行為として警察に相談
しカメラの録画を証拠として提出する。
・ドアに簡単に後付け出来るタイプのカメラ付き
インターホンもあります。
訪問販売でお悩みのマンション、アパートで一人暮らしの
女性の方にお勧めします。
設置まではドアスコープで訪問販売を確認、
ドアチェーンをして対応することに徹しましょう。
・絶対に不審者はあなたの住まいに入れてはいけません！
３．どうしても必要な訪問販売商品だったら？
・相手は訪問販売セールスのプロですので、欲しい
という欲望を抑えて冷静に客観的に判断。
・迷ったら訪問販売当日には即決しないで家族の
アドヴァイスや時間をかける。
・失敗したと思ったら最後の手段「特定商取引法」の
クーリングオフを八日以内に申請しましょう。
４．その他の悪徳商法対策は
まとめ「訪問販売の撃退法とは」
＊訪問販売とはセールスが特定の商品を消費者宅を直接
に訪問して販売を目論む商法。
＊悪質な訪問販売の危険
・金銭など財産の詐取
・おどし、恐喝の被害
・強盗、暴行、傷害の被害
＊訪問販売の撃退法
・「訪問販売お断り」の張り紙、シール
・カメラ付きインターホンで確認
・クーリングオフ
長くなりましたので本日はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も心を込めて防犯対策ノウハウを発信して
ゆきますのでよろしくお願いします。
アルファセキュリティ株式会社
代表取締役 新井富美男
