マンション選びの防犯チェックポイント
ようこそ「防犯対策.com」へ!
防犯アドバイザーの新井富美男です。
メリークリスマス♪
残念ながらホワイトクリスマスには
なりませんでしたがクリスマスらしく
日ごと寒さがぎびしくなっています。
暖かくして毎日をお過ごし下さいね 🙂
今回は来春の新入学や就職などでこれから
一人暮らしを始める女性やそのご家族に空き巣や
ストーカーなど犯罪者に狙われにくいマンション、
アパートなど共同住宅の防犯チェックポイント
についてお伝えします。
不動産会社でのマンション、アパートなど選定の
参考にしていただければ幸いです。
マンション選びの防犯チェックポイント
1.マンションのある周辺環境について
通勤、通学先の地理的制約もありますができる
範囲で以下の地域を避けるのが賢明です。
マンションの防犯対策が完璧でも犯罪者の
巣窟の中にあったのでは防ぎきれません。
・危険地域
巨大な繁華街、観光地、リゾート地、工業地域、
商業地域の中、高速道路のインターチェンジ近く、
駅から徒歩5分以内、鉄道の線路沿い、
半径2km以内にギャンブル施設、半径500m以内に
パチンコ店など遊技場、近くに交番がない
・その理由
不特定多数の人々が絶えず出入りして、
住民は部外者に対して比較的無警戒となる地域。
巨大な繁華街などはまさに不夜城と化して、
プロの犯罪者、外国人窃盗団などの巣窟に最適。
ニューヨークのハーレム地区を持ち出すまでもなく
危険度ナンバー1の地域です 😎
強盗、ストーカー、侵入盗、スリ、通り魔、
女性を狙った性犯罪など凶悪な犯罪が多い。
2.マンションのあるすぐ近所について
続いてはマンションの近隣について。
犯罪者のアクセスを防ぐため近隣の治安も
とても重要です。
・危険地域
工事現場が多い、公園、神社仏閣など、コンビニ
自動販売機、大きな駐車場、路上駐車が多い
空き家、幹線道路から一筋入っている
街灯がなく人通りが少ない、警察の管轄の狭間
病院、ファミレス、24時間営業の店
金融機関がない、空き巣など犯罪発生が多い
・その理由
中には生活には便利な地域もありますが
空き巣、ストーカーなど犯罪者が下見や待ち伏せ
で長時間滞在しても住人に怪しまれない環境。
犯罪者にとってアクセス、犯行、逃走など
好都合な場所と言えます。
悪質なホームレスや不良少年の巣窟にもなります。
3.マンション自体の防犯対策
物件自体ではここからが重要です。
出来る範囲で下記の防犯対策などの条件をクリア
したマンションを選びましょう。
ご自分で確認できない点は不動産会社に
よく確認しましょう。
1.マンション共同玄関部、共用部
・管理人が常駐している
・共用玄関にオートロックが付いる
・ポスト、表札にフルネームを記入しない
・外階段などから迂回侵入されない構造
・エレベーターにのぞき窓、防犯カメラ
・ポストにに鍵が付いている
・明るく見通しと良い通路
・防犯カメラ、防火設備がしっかりしている
・整理、整頓、清掃が行き届いている
・自治会組織がしっかりしている
・できれば住人構成を確認
・ゴミ置き場のプライバシー管理
犯罪者にとってゴミは個人情報の宝庫です
請求書などよく裁断して処分しましょうね。
2.マンション住戸の玄関
・一階を避ける
・カメラ付インターホン
・二重ロック
・ピッキング対応の防犯錠
・耐震、耐火仕様の玄関
・頑丈なドアチェーン
・のぞき見されないドアスコープ
・合鍵所有者の確認
不信な点があれば新規に交換してもらいましょう
3.マンションのバルコニー、窓
・隣室、階下、階上から侵入しずらい構造
一階でなくても雨どいなどを足場にして
容易に侵入可能です
・バルコニーに防犯ライト
・防犯ガラス ・補助錠がついている
・頑丈な面格子
・防犯フィルム
・近隣住宅からの視線確認
3.マンションの室内
・セキュリティシステムの設置
・ネットワークカメラの設置
就寝中、不在時の空き巣、ストーカー防犯対策
・工事履歴の確認
入居前の工事業者、居住者などが盗聴器など
設置した可能性もあります
不審な点があれば確認しましょう
・壁、床の構造確認
生活騒音や盗聴の心配もあります
4.緊急避難先の確認
・万が一の犯罪遭遇に備え緊急時の避難先や連絡先
を確認しておきましょう。
そのためにも事前にマンションの管理人、自治会、
最寄りの交番などの確認が大事です。
以上、マンション選びの防犯チェックポイントを
お伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも安全・安心・快適な生活をお過ごしください。
アルファセキュリティ株式会社
代表取締役 新井 富美男