工場の破損アルミドア改修:カバー工法によるアルミドア増設
1.破損したアルミドアのカバー工法による改修
今回は、群馬県前橋市内の工場内部の破損したアルミドアをカバー工法によりリニューアルした施工事例です。
こちらの工場では、施設内部の二つの作業エリアを間仕切るアルミドア本体が破損した状況でした。
アルミドアの四方枠本体は健在で、通常のアルミドア改修では、まず既存のアルミ枠を撤去する必要があり、枠廻りのコンクリート・外壁・内壁までハンマードリルなどで物理的に撤去する大掛かりな作業が必要となります。
そこで、現調時に、既存のアルミドア枠を残したまま、カバー工法により新規にアルミドアを増設するプランをご提示しました。
カバー工法は、正確な実測・的確なアルミ部材選定と施工図・適正な施工管理により、大幅な工期の短縮と工事費の節約が可能です。
2.工場の管理者様のご要望
管理者様より下記のご相談とご要望を承りました。
・頻繁に出入りするアルミドアなので、施工は一日で仕上げること。
・エリア間で臭気などの漏れがないように機密性を高めること。
・安全上、アルミドア下枠の段差を最小限にすること。
以上のご要望をもとに下記のカバー工法によるアルミドア増設を立案・設置しました。
3.カバー工法によるアルミドア仕様と課題
メーカー:「昭和フロント」NL300シリーズ
片開き腰パネルドア:W1000×H2100×1組
付属品:ステンレス下枠曲物・ドアクローザー・シリンダー錠・網入り透明ガラス
今回の課題は、「既存のアルミドア枠に適合したカバー工法用のアルミ部材・ステンレス曲物等の選定と施工図作成」と「施工を完全に一日で仕上げる」ことでしたが、無事にクリアすることができました。
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4.管理者様よりのご評価
「工事も約束通り一日で仕上がり、アルミドアの気密性もよいので満足している」
以上のようなうれしいご評価をいただきました。
5.カバー工法によるアルミドア増設の施工写真
群馬県前橋市文京町3-39-3
「防犯対策研究所」
アルファセキュリティ株式会社
総合防犯設備士
代表取締役 新井富美男