３Dプリンターで銃製造！ハイテク犯罪への悪用

ようこそ「防犯対策.com」へ！
防犯アドバイザーの新井富美男です。

あなたも今日のニュースをご覧になって驚いたこと
と思います （O_o）ＷＡＯ！
日本でもついに神奈川県で３Dプリンターの悪用で
殺傷能力のある銃が製造され、逮捕者が出ました。

市民感覚としては製造業、教育、医療用のパーツ
制作やマニアックなフィギア作りなど平和的な利用
しか想定していなかった３Dプリンターでした。

姪がおもちゃやフィギュアのデザイン会社で３D
プリンターを使い楽しそうにモデリングしている
話を聞くにつけ、姪に負けじと趣味と仕事での活用
を兼ねて大人買いしようと決意した（笑）矢先の
ことでした。

今回は３Dプリンターとハイテク犯罪などへの悪用
についてお伝えします。

 

 

３Dプリンターとは

ご存知の通り、パソコンなどで使うプリンターは
二次元：２Dの平面である紙面に様々なデータを
インクで印刷します。
ざっくり言うと３Dプリンターはこれを立体的に
三次元：３Dで作ってしまうのです！

正確に言うと、まずはじめに、コンピューターで
３Dプリンターで制作したい模型などの立体的な
三次元のデータをプログラミングします。

次に３Dプリンターにプログラムを入力して高熱で
液状になった樹脂や金属のパウダーを何層にも塗り
重ねて立体的な三次元の物体を制作します。

今までは模型などを最初に作るために必要だった
高額の金型という型枠の必要がなくなり、３D
プリンターとデータさえあれば少量のものを多品種
低コストで作れるようになったのです。

これから、いろいろな産業分野での利用と家庭への
普及が予想されています。

３Dプリンターで銃製造！

今回の事件の容疑者はインターネットで六万円程度
の３Dプリンターを購入し、銃の設計図である３D
プリンター用プログラムはアメリカの著名なサイト
からダウンロードした模様です。

神奈川県警の調べによると十分な殺傷力があり、
樹脂製のためにテロ対策などの金属探知機では検知
出来ません。

３Dプリンターは家電量販店でも簡単に入手可能で
今回の様にインターネット経由で３Dプリンター用
プログラムさえ入手出来れば、特別な専門知識も
なく製造が可能。

今後、暴力団関係者や模倣犯による製造や犯罪への
使用が深く懸念されます。

３Dプリンター、ハイテク犯罪への悪用

未来の犯罪を予想して未然に防ぐ防犯アドバイザー
の立場から３Dプリンターの犯罪への悪用について
考えてみます。

・防犯性の高い錠前のキーの複製

犯罪者を寄せ付けない高性能の防犯金庫などのキー
も簡単に複製出来てしまう恐れがあります。

・樹脂製の鋭利な刃物、凶器

拳銃と同じく金属探知機で検知不可能。
テロ、ハイジャックなどに持ち込みされて犯罪に
悪用の恐れがあります。

・知的財産権の侵害

特許権、意匠権など知的財産権で守られた技術や
デザインなどが簡単に模倣されてしまう恐れ。
人気アニメのフィギュアなどはもうすでに大きな
被害にあっています。

私たちとしては今後、３Dプリンターを悪用した
ハイテク犯罪、凶器などが増加することを想定
した防犯対策が必要になってきました。
今後も【防犯対策.com】で情報をお伝えして
行きます。

以上【３Dプリンターで銃製造！ハイテク犯罪
への悪用】についてお伝えしました。
ご質問、ご相談はお気軽に下記まで
⇩

まとめ
【３Dプリンターで銃製造！ハイテク犯罪への悪用】

＊３Dプリンターとは：
コンピューターで３Dプリンターで制作したい模型
などの立体的な三次元のデータをプログラミング。
次に３Dプリンターにプログラムを入力、液状の
樹脂や金属粉を塗り重ねて立体的物体を制作。
＊３Dプリンターで銃製造！：
インターネットで六万円程度の３Dプリンターを
購入、銃の設計図をアメリカのサイトからダウン
ロードして製造。
＊３Dプリンター、ハイテク犯罪への悪用：
今後の更なる悪用が懸念。具体的には・・・

長くなりましたので本日はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございます。

次回も心を込めて女性一人暮らし、ご家族に最適な
防犯対策ノウハウを発信してゆきますのでよろしく
お願いします。

「防犯対策.com」
アルファセキュリティ株式会社
代表取締役　新井富美男

アルファセキュリティ対応エリア：
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