総合防犯設備士による防犯対策・監視カメラ・セキュリティシステム構築・関東群馬前橋

東京オリンピックのテロ対策!市民参加でレベルアップ!!

2017年12月28日 カテゴリー: , テロ対策 , 教育施設・公共施設

ようこそ「防犯対策研究所」へ!
群馬で実働ただ一人の「総合防犯設備士」
セキュリティエキスパート、新井富美男です。

2017年も残すところあと3日!
本年も当ブログ「防犯対策研究所」をご購読いただき、本当にありがとうございました。
皆様も年末年始に多発する放火、空き巣、スリなどへの防犯意識をキープして、良いお年をお迎えください。

早いもので2020年東京オリンピック・パラリンピック開催まであと2年6ヶ月!
私も総合防犯設備士として、東京オリンピック開催に向けて市民レベルで出来る効果的な防犯対策、テロ対策などを調査・研究しています。

そこで今回は、東京オリンピックを虎視眈々と狙う日本国内外のテロリスト・犯罪者集団からご自分・ご家族・日本そして世界を守るべく市民・企業レベルで出来るテロ対策・防犯対策についてお伝えします。

東京オリンピックで想定されるテロ・犯罪被害リスクとは

はじめに「セキュリティマネージメント」の定石としてテロ・犯罪被害リスク分析をしてみましょう。

2020年東京オリンピック開催時には世界各国から多数の政府要人・選手団・観光客などが競技会場・キャンプ地・観光地などを含め日本各地に訪れます。

それらをターゲットとする北朝鮮工作員・イスラム過激派・窃盗団などのテロリスト・犯罪者集団などの不法入国の増加や国内の犯罪者の活性化が危惧され、以下のテロ・犯罪被害リスクが予想されます。

▪爆破・ミサイル・銃撃・トラック突入など無差別テロ・戦争行為
東京オリンピック開催中は世界的な脚光を浴び、イスラム国、北朝鮮などのターゲットとなっている日本のテロ・犯罪被害リスクが極大化します。

特に観客・観光客などでにぎわう競技場・観光地周辺は警備の薄い格好のソフトターゲットとなり、従来にないより効果的総合的な警備体制の確立が急務となります。

また爆発物・銃器の規制が厳しい日本では盗難された大型トラックでの群衆への突入による無差別大量殺人テロなどがハイリスクとなるでしょう。

爆破テロについてはこちら
【爆破テロ!わが身を守るテロ対策とは?】

▪航空機・船舶・バス・列車の乗っ取り・人質・破壊工作
ソフトターゲットである一般市民・観光客などをダイレクトに狙ったテロ・犯罪であり、その発生被害は甚大、搭乗手続きの際に十分な警戒が必要となります。

▪政府要人・選手団襲撃
警備の厳しいハードターゲットですが政治的・宗教的信条から命知らずのテロリスト集団が凶行に及ぶリスクがあります。

▪原発・ライフライン等破壊テロ
発電所などインフラの大規模な損壊は社会的なダメージが甚大。
特に、原発破壊による放射線拡散は日本国の存続すら危うくし、テロリストの襲撃を想定した十分な管理、警備体制が必要となります。

▪サイバーテロ
IoTの急速な普及によりサイバーテロによる被害リスクは重要情報窃盗にとどまらず、東京オリンピックの運営やAIにより自動運転化されたマシンの暴走など人身の安全さえも阻害する重大なリスクとなっています。

▪強盗・窃盗・性犯罪など
東京オリンピック観戦の外国人観光客に紛れて入国する凶悪な強盗団、窃盗団などが欧米に比べて防犯意識の低い日本各地で犯行に及ぶリスクが増大。

▪特殊詐欺
ご高齢者などを狙った東京オリンピックに便乗した偽りの投資関連の詐欺などのリスク。

▪自然災害
大規模な地震・津波・台風などの自然災害発生時に言葉が通じず避難場所など情報量の少ない外国人観光客が巻き込まれ、大きな被害にあうリスク。

東京オリンピックのテロ対策・防犯対策

次に東京オリンピックで想定されるテロ・犯罪被害リスクを踏まえて市民・企業レベルで出来るテロ対策・防犯対策と今後、国・公共機関などが取り組むべきテロ対策・防犯対策についてお伝えします。

少し理論的で難しいところもありますがお付き合いください。

東京オリンピックのテロ対策・防犯対策の基本方針

2020年東京オリンピック開催は首都圏を中心とする日本全国にとどまらず全世界のリソース(=ヒト・モノ・カネ・情報)に影響を与えるギガ・イベントです。

その多種多様なリソースをめぐるリスクもまた多種多様であり巨大です。
従って、そのリスクからリソースを守るテロ対策・防犯対策は旧態依然とした類型的な防犯対策ではありえません。

今や「セキュリティマネージメント」の世界基準となっている「犯罪機会論」「防犯環境設計」の手法により、東京オリンピック開催中に日本各地の施設・環境で起こりえる多種多様なテロ被害リスクを、ケースバイケースで評価。

そのリスクの極小化、発生したテロ被害の極小化、被害の早急な復旧などを目指して総合的でシステマティックなテロ対策・防犯対策を立案すべきです。

防犯環境設計についてはこちら
【学校の防犯!世界基準の「防犯環境設計」四原則とは?】

東京オリンピックの具体的なテロ対策・防犯対策

▪市民・企業のセキュリティ意識の向上
東京オリンピック開催中も、すべて警察任せではなくテロ・犯罪などから「自分達の身は自分達で守る」意識で不審者、不審物を発見したら警察に早期に通報するなどの市民ひとり一人のセキュリティ意識向上が最重要!

そのためにはテレビなどマスメディアやインターネットでの啓発・セキュリティ講演会開催・ボランティアやコミュニティ活動の活性化・学校教育・避難訓練などが有効です。

そして市民によるパトロールや「防犯声掛け」運動などで犯行前の下見など低レベルのテロ・犯罪被害リスクからその芽を摘む「割れ窓理論」の実践へとつなげます。

日本の市民・企業・公共機関が一丸となってセキュリティ意識を向上し、テロリスト・犯罪者にテロ・犯罪を起こすチャンスを与えないことが最大のテロ対策・防犯対策となります。

▪総合的な防犯システムの構築
東京オリンピック開催に向けセキュリティレベルをアップすべく、住宅・企業・施設へのテロリスト・犯罪者の下見行為・侵入を防ぐため防犯カメラシステム・出入管理システム・防犯ガラス・フェンスなど総合的な防犯システムを構築。

総合的な防犯対策についてはこちら
【強盗から身を守る世界基準の防犯対策3ステップ】

▪所有する資産の安全管理の徹底
テロ被害リスクで列挙したように、市民の所有する自動車・パソコン・個人情報や企業の所有する大型トラック・劇薬・爆発物・機密情報などがテロリスト・犯罪者に盗難され東京オリンピック開催中に悪用されるリスクも多分にあります。

不注意な資産管理は間接的にテロ行為に加担する結果ともなりますので十分な安全管理が必要です。

▪テロに遭遇した際の緊急避難スキルの習得・実践
市民・企業として東京オリンピックを狙った爆破・銃撃などテロ発生に遭遇した際の緊急避難スキルを習得すべきです。

YouTubeでも公開されている「アメリカ国土安全保障局」作成のテロ緊急避難デモ動画「RUN. HIDE. FIGHT.」などを参考に避難訓練などを行い、非常時に実践できるようにしましょう。

▪海岸線、島嶼などの沿岸警備への市民・企業の協力

日本海沿岸で頻発する北朝鮮船などによる工作員・武器・麻薬などの侵入を阻止すべく、海上保安庁、警察などに対して、漁協や市民が不審者・不審船など早期の情報提供協力をし、沿岸警備を強化。

▪テロ準備罪法による準備行為の取り締まりへの協力
市民・企業ぐるみで地域内で見かけた不審者・不審物など早期の情報提供をし、警察・公安調査庁による国内に潜むローンウルフ型テロリスト、スリーパー型テロリスト、北朝鮮工作員など準備行為段階で事前に取り締まり強化に協力。

以下は主として企業・公共機関によるテロ対策・防犯対策となります。

▪ソフトターゲットの警備・保護
競技場などの人的警備の補完として、置き去り検知システム・群衆行動解析システム・生体認証出入管理システム・ドローン・顔認証・挙動不審感知システム監視カメラ・警備ロボット等ハイテク防犯設備を活用し効果的な警備。

▪空港、港湾等での出入国管理の徹底
ボディスキャナー・生体認証システム・顔認証監視カメラなど最新のハイテク防犯設備も活用し効果的にテロリスト・犯罪企図者・武器等の国内への進入を水際で阻止。

▪国際的なテロ・犯罪情報共有
政府の国際テロ情報収集ユニットを中心に国連・インターポールなど国際的な機関と情報共有し、事前に犯罪者集団の動向をつかみ、アンチテロリズムを徹底。

▪武装したテロリスト強制排除体制の確立
テロが発生した際に対応するPSAT・ERT・NBCテロ対応部隊など特殊部隊の効率的な臨戦態勢の確立。

▪地方自治体の「国際テロ情報受付窓口」に情報提供
ちなみに群馬県警察の「国際テロ情報受付電話」はこちらです。

群馬県警察チラシより「国際テロ情報受付専用電話」

群馬県警察チラシより「国際テロ情報受付専用電話」

以上【東京オリンピックのテロ対策!市民参加でレベルアップ!!】についてお伝えしました。
あなたの安全・安心・快適な生活を守る防犯対策の一助となれば幸いです。

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まとめ
【東京オリンピックのテロ対策!市民参加でレベルアップ!!】

*東京オリンピックで想定されるテロ・犯罪被害リスクとは:
全世界から多数の政府要人・選手団・観光客などが訪れ、それらを狙うテロリスト・犯罪者による多種多様なテロ・犯罪被害リスクが予想される。
*東京オリンピックのテロ対策・防犯対策:
「自分の身は自分で守る」べく市民・企業レベルで出来るテロ対策・防犯対策と、国・公共機関などが強化すべきテロ対策・防犯対策とは・・・

長くなりましたので本日はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございます。

来年も心を込めてまして、あなたとご家族などに最適な防犯対策・セキュリティ・ノウハウを発信してゆきますのでよろしくお願いします。
どうぞ良い年をお迎えください。

「防犯対策研究所」
アルファセキュリティ株式会社
代表取締役 新井富美男

アルファセキュリティ対応エリア:関東・群馬・前橋・高崎・伊勢崎・東京・埼玉・栃木を中心に、日本全国は総合防犯士会等のネットワークで対応

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