「事務所荒らし」の脅威から会社を守る防犯対策!
ようこそ「防犯対策研究所」へ!
群馬で実働ただ一人の「総合防犯設備士」
セキュリティコンサルタント、新井富美男です。
極寒の日々が続きますが、元気にお過ごしでしょうか?
平昌オリンピックも佳境に入り、日本人選手のメダルラッシュや羽生選手の連覇への挑戦も楽しみですね 🙂
さて、新年早々の1月13日夜から埼玉県深谷市内で連続7件の「事務所荒らし」が発生しました。
経営者、社員の方々にとって「事務所荒らし」による侵入窃盗被害は金銭的被害にとどまらず、大切な会社の存続さえも危うくする「ある重大な脅威」が潜んでいます 😈
そこで今回は、経営者、社員の方々の会社の永続的な繁栄を守るのに不可欠な「事務所荒らし」への効果的な防犯対策についてわかりやすくお伝えします。
事務所荒らしとは
「事務所荒らし」とは営業時間外で無人状態になった事務所に侵入して金品等の窃盗を行う犯罪です。
事務所荒らしのターゲットとしては、現金、商品、パソコンなどのOA機器が上位を占めています。
現金、商品の被害は損害保険などである程度リカバリーできますが、パソコン内の顧客個人情報、業務書類、機密情報を盗まれ、社外に流失すると、会社の社会的信用失墜、賠償責任などリカバリー不能の大ダメージを受けます。
このダメージはあなたの会社の存続にも関わる重大な脅威と言えるでしょう。
会社の永続的な繁栄を図るための「事業継続計画」「BCP」の一環として、「事務所荒らし」などへの防犯対策を組み込み、「防犯担当責任者」を任命することをおすすめします。
個人住宅に比べればセキュリティの厳しい事務所を狙う「事務所荒らし」が多発する理由を、犯罪者目線から見ると以下のポイントがあげられます。
・事務所、店舗なので客や取引業者を偽装して下見がしやすい。
・営業時間外、休業日など無人の時間が規則的で犯行計画を立てやすい。
・給料日、支払日、集金日など現金の集積する日時が規則的である。
・個人住宅に比べて金品などのお宝が大きい。
・無人状態を狙うのでバールによるガラス破りなど大胆な犯行がしやすい。
・金銭的価値のある膨大な個人情報、企業機密などを取得できる。
事務所荒らしの現状
「事務所」は個人住宅(一戸建住宅、共同住宅)に次ぐワースト2の侵入窃盗発生場所となっています。
警察庁平成28年統計によると認知件数だけでも約一万件の「事務所荒らし」が発生!
事務所荒らしの「侵入経路」は玄関、窓、裏口等の順で多く、3つで約92%!
「侵入手段」としてはガラス破り、無施錠、鍵破りの順で多く、3つで約75%となっています。
ここから、事務所の開口部であるドア・窓のガラス・鍵を破って侵入する手口が大多数であることがわかります。
事務所破りの防犯対策
それでは、会社の存続さえも危うくする脅威である「事務所荒らし」、その効果的な防犯対策をハード・ソフトの両面からお伝えします。
参考として犯罪者の嫌う「防犯対策の4大鉄則」については下記をクリック!
【泥棒が「好きな家」「嫌いな家」とは?】
防犯設備設置による防犯対策(ハード面)
ポイントは物理的・設備的に事務所の開口部を中心に防犯性を向上させ、事務所荒らしを下見段階で威圧し、実際の侵入も困難にすることです。
警備員駆けつけ型ホームセキュリティ任せだけでは、「侵入5分、物色5分」の事務所荒らしの犯行を阻止できません。
●窓からの侵入を防ぐため、防犯ガラス・防犯面格子の設置。
●玄関、裏口からの侵入を防ぐため、防犯性の高い補助錠などで二重ロック以上にする。
●ドアのバールでのこじ破りを防ぐため、頑丈なガードプレートを設置する。
●内部犯行などによる不正な侵入を防ぐため、生体認証・テンキー・カードキーなどによる「出入管理システム」を設置し、社員の出入りも管理する。
●監視カメラシステムを設置して、事務所荒らしの下見・犯行を抑止する。
●センサーライト・防犯ブザーなど「侵入警報システム」で事務所荒らしの侵入を検知・警報・通報する。
●セキュリティシステムの設置。
●防犯性の高い防盗金庫・保管庫・キャビネットを設置。
防犯意識向上による防犯対策(ソフト面)
防犯設備を設置しただけでは宝の持ち腐れです。
経営者・社員一丸となって防犯意識を向上させ、事務所荒らしへの防犯対策を組織的に運用・改善して行くことが重要です。
●「事業継続計画」で防犯担当責任者を任命し、社内の防犯対策を組織的・計画的に管理させる。
●「個人情報保護法」を準拠したプライバシーポリシーを作成・遵守・公表し、顧客・取引先・社会にアピールする。
●会社にとって最重要な資産は、銀行の貸金庫などに預け、事務所内に放置しない。
●重要な金品は事務社内の防盗金庫、保管庫に厳重に保管し、複数の管理責任者が共同管理を徹底する。
●重要な社内文書は鍵付きのキャビネットに保管する。
●パソコン、サーバーのウィルス対策や個人情報・社内文書のアクセス権限管理などを徹底する。
「事業継続計画」「BCP」については下記をクリック!
【中小企業にBCP(事業継続計画)はいらない?】
以上、【「事務所荒らし」の脅威から会社を守る防犯対策を!】についてお伝えしました。
あなたの安全・安心・快適な生活を守る防犯対策の一助となれば幸いです。
●ご質問、ご相談、プランニング・見積依頼などありましたらご遠慮なく下記バナーをクリックしてご連絡ください。
⇩
●手軽で効果的!防犯対策マニュアルプレゼント
手軽に身の回りの防犯チェックと防犯対策が出来る無料防犯マニュアル【あまりお金をかけずに簡単に防犯対策する方法】をPDFファイルでプレゼント中です!
⇩
まとめ
【「事務所荒らし」の脅威から会社を守る防犯対策!】
*「事務所荒らし」とは:営業時間外で無人の事務所に侵入して金品等の窃盗を行う犯罪。パソコン内の顧客個人情報、機密情報を盗まれると、会社の社会的信用失墜・賠償責任など回復不能な大ダメージを受ける。
*事務所荒らしの現状:侵入窃盗発生場所としては個人住宅に次ぎ多く、年間約1万件も発生している。
*事務所破りの防犯対策:会社の存続さえも危うくする脅威「事務所荒らし」、効果的な防犯対策をハード・ソフトの両面から伝授いたします。
長くなりましたので本日はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も心を込めてまして、あなたとご家族に最適な防犯対策ノウハウを発信してゆきますのでよろしくお願いします。
「防犯対策研究所」
アルファセキュリティ株式会社
総合防犯設備士・セキュリティコンサルタント
代表取締役 新井富美男
アルファセキュリティ対応エリア:関東・群馬・前橋・高崎・伊勢崎・東京・埼玉・栃木を中心に、日本全国は総合防犯士会等のネットワークで対応